‐管理栄養士-Yuko.のブログ

“食” に関わる知識&情報を中心に綴っていきます♪

「コーラは歯や骨を溶かす」は本当か⁉

「コーラを飲むと、歯や骨が溶ける」

聞いた事がある方も少なくないと思います。

 

 

結論から言うと、

「嘘ではない」と言った表現が適切でしょうか。

 

 

私も、幼少期に親戚の叔母さんに言われた記憶がありますが、

心の中で「いやいや叔母さん、何ご冗談を…」と思っていました。

 

叔母さん、ごめんなさい…笑

 

 

今回は、栄養学を学んでいく中で辿り着いたその答えについて、

お伝えしたいと思います。

 

 

骨は、約200日かけて新しく生まれ変わります。

古い骨を壊す働きと、その後を追うように新しい骨をつくる働きを常に繰り返しながら、骨の強さを維持しています。

 

その時に必要になるのが “リン” です。

 

「カルシウムが骨を強くする」事は、知っている方が多いと思いますが、

カルシウムだけをたくさん摂っても、骨を強く保つ事はできません。

 

 

加工食品、炭酸飲料には、多くのリンが含まれていますが、

リンの摂り過ぎはカルシウムの吸収を妨げ、カルシウムの摂り過ぎはリンの吸収を妨げます。

 

現在の日本の食生活では、加工食品の利用が増えていることに伴って、食品添加物として使われている各種リン酸塩(リン)の摂取が多くなっています。

その為、リン欠乏よりも、リンの過剰摂取の方が問題となっています。

 

 

 

はい…

 

 

 

つまり……

 

 

 

炭酸飲料水であるコーラにも、多くのリンが含まれています。

 

リンの摂り過ぎはカルシウムの吸収を妨げる=コーラを飲むと、歯や骨が溶ける

 

と言った表現(極端ですが…)に繋がっていったと考えられます。

 

 

 

 

でもね??

 

 

 

骨の生まれ変わりと維持には、

リン以外にも、食事の全体的なバランスや、日光に当たる時間(ビタミンDを活性化させる)など、様々な要素が関係しています。

 

コーラを含む炭酸飲料水を飲んだだけで、

骨や歯に必ずしも影響が出るとは言えませんのでご注意を♪

 

yuko.